《メンテナンスの箇所》
「家の外側」
外壁・屋根・ベランダ・窓・庭・外構など
「家の内側」
キッチン・お風呂・トイレ・洗面所・壁・床・天井・換気扇・エアコンなど
「設備の点検」
給湯器・水道管・電気設備・火災報知器など
《外壁塗装・ペンキ塗り替え》
〈外壁塗装の役割〉
「建物の保護」
雨風や紫外線から外壁を守り、建材の劣化を防ぎます。
「美観の維持」
新築時のように美しい外観を取り戻したり、色を変えて家の雰囲気を一新したりできます。
「資産価値の維持」
定期的なメンテナンスを行うことで、家の資産価値を維持することができます。
〈外壁塗装の検討が必要なサイン〉
⚠️以下のような症状が見られる場合は、外壁塗装を検討するタイミングです。
①外壁に汚れ、カビ、藻が目立つ
②壁を触ると白い粉がつく(チョーキング現象)
③ひび割れがある
④塗膜が剥がれている
⑤シーリング(つなぎ目)にひびが入っている
《屋根リフォーム》
〈屋根リフォームの工法〉
「屋根塗装」
既存の屋根材の上から塗料を塗り直す
「カバー工法」
既存の屋根材を撤去せず、その上から新しい屋根材をかぶせる
「葺き替え」
既存の屋根材と下地をすべて撤去し、新しい屋根材を設置する
〈屋根リフォームの検討が必要なサイン〉
⚠️以下のような症状が見られる場合は点検しましょう。
①屋根に色あせ、ひび割れ、コケや藻の発生が見られる
②塗膜の剥がれや、屋根材の反りがある
③棟板金(屋根の頂上部分の金属部分)が浮いていたり、釘が抜けている
④雨漏りしている
《マンションリフォーム》
マンションリフォームは、戸建てと比べて制約が多いため、計画的に進めることが大事です。
特にマンションリフォームで気をつけたいのが、専有部分と共用部分の区別です。
「専有部分」
所有者の自由なリフォームが可能です。(例:内装、キッチン、お風呂、トイレなど)
「共用部分」
全住人の所有物なので、リフォームできません。(例:玄関ドアの外側、サッシ、バルコニー、配管など)
《収納リフォーム》
「造作収納(作り付け収納)」
部屋のサイズや用途に合わせて自由に設計できる収納です。
「壁面収納」
リビングの壁一面に、テレビボードや本棚・飾り棚を一体化した収納を造作する。扉をつければ生活感を隠すこともできます。
「ニッチ収納」
壁の厚みを利用して、廊下やトイレ・洗面所などに小物や飾りを置くスペースを設ける。
「造作デスク・棚」
書斎や子どもの勉強スペースとして、壁に沿ってデスクや棚を造り付ける。
「既製品のシステム収納」
ユニット化された収納を組み合わせて設置します。
「押入れをクローゼットに」
和室の押入れを、使いやすい洋服用のクローゼットにリフォームする。
「ウォークインクローゼット」
部屋の一角を壁で仕切り、大容量のウォークインクローゼットを新設する。
「小上がり収納」
リビングの一角を小上がりにし、その下を収納スペースにする。